今回のハワイ旅行はユナイテッドのビジネス(UA902 / UA903便)を利用しました。過去のハワイへの搭乗は・・
1回目:〔新千歳発着〕ハワイアン航空エコノミー(JTBを通じてのパッケージ)
2回目:〔成田発着〕ユナイテッド航空ビジネス(マイル利用)
3回目:〔成田発着〕ANAビジネス(マイル利用)
4回目:〔羽田発着〕ANAプレミアムエコノミー(一部マイル利用、エコノミーからUG)
そして今回5回目のハワイは、再度ユナイテッド航空のビジネスです!これだけのフライトを約2年半程の間に経験しています。ブログを見て頂けている方はご存知かも知れませんが、ポイントサイトのポイント獲得は紹介等は一切無く、全て自分一人で貯めています。それでこの程度のマイルが貯められるので、ポイントサイトやクレジットカード発行キャンペーンを活用した陸マイル術はやはりオススメです!
今回ユナイテッド航空を選択した理由としては、もちろん都合の良い日程で特典航空券の空席が見つかったのがこのフライトだけ、と言うのが一番です。ハワイ便のビジネス特典航空券はプラチナチケットと言うくらい出現確率が低いですからね。そのため、閑散期でのハワイ旅行をオススメしています!夏休みにプラチナチケットを獲得するのはほぼ不可能ですが、10月等のいわゆる雨季であれば意外と見つかるかも知れません!(もちろん、そこに合わせて長期の休みを取るのにも様々な障害や調整がありましたが、それはまた別の話)。
ただ、それ以外の理由として以前利用したANA便と比べ、総合的に良いサービスを受けられると思えたためです。その理由は過去の記事を。
さて、余り良くないニュースもあったユナイテッド航空ですが、どのような搭乗だったのでしょうか?座席等は以前と変わらないので、サービスや感じたことを中心に書いて行きたいと思います。先に結論を端的に言ってしまうと、良い意味でも悪い意味でもアメリカンなサービスでした。それも含めて楽しめる方にとっては、オススメ出来る良いフライトと言えます!
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搭乗まで:グローバルWiFiの自動受け取りロッカー&チェックイン
成田までの話は省略し、一点小ネタを。いつも利用しているオススメのWiFi「グローバルWiFi」の受け取りで今回は自動受取機を利用してみました。即利用可能なパックがロッカーに入っていてスピーディーに受け取ることの出来る、せっかちな方には便利なサービスです。時間帯によっては直接の受取窓口は混雑しているので、特に説明等が不要の場合は、こちらの利用をオススメします!
受取・返却場所の確認 | 海外WiFiならグローバルWiFi
ただ、その場所が少々分かり難いかなと思ったので念のためご案内を。手荷物宅配をお願いしている方にはお馴染みの「JAL-ABC(4階出発ロビー、Jカウンター側)」の近くに「携帯電話サービス」のカウンターがあります。一度マップを参考にこちらを見に行ったのですがロッカーらしきモノが見当たらず、辺りをウロウロしました。と言ってもマップは間違いなくここで合っています。さらに探すと何とか見つける事ができました。この写真の左側をグルっと回った所の壁にロッカーがあります!「グローバルWiFi」の文字がパッと見られないため分かり難かった・・。
このようなロッカーで、メールで送られてきているQRコードをかざすと扉が開き、受け取ることが出来ます。説明不要で、時間が限られている方には(場所がもう少し分かりやすければ)良いサービスです!
その他もろもろの用事を済ませチェックイン!カウンターは通常「ビジネス」等の記載があるはずですが、ユナイテッド航空では「Premier 1K(あのイモトさんが持っている事で有名なユナイテッドの最上級会員!)」、「United Polaris(ファーストとビジネスの呼び方のようです)」と、少し分かり難いです。丁寧に対応頂き、優先検査場で制限区域に!
この場では「リモワですね!大事に預かります!」と言ってもらえたので安心していましたが、受け取った時には車輪が歪んでいました・・。力を入れると再度正しくハマり直せたから良いものの、アメリカ系の航空会社は特に注意が必要のようです。ハワイに着いたらまずはスーツケースの確認を!本来であれば破損の場合、受取時に破損証明をもらうようですね。
そしてANAラウンジのシャワーを浴び、いよいよ搭乗!
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座席:ボーイング777-200 ユナイテッド・ポラリス・ビジネス
搭乗の順番は「Premier 1K」→「Group 1」と言う流れです。分かれ道はファーストだけ左側。
今回は取れなかった窓側座席。プライベート感はANAのスタッガードの方が上ですね。一方でスタッガードはペアで座る方としてはコミュニケーションがとりにくい面もあると思います。2名で座るならこちらのシートに軍配が上がりそう!
前回の搭乗時と異なる点は、この水色の枕。低反発ピローでした。相変わらず座席の割にモノが多い・・結構周りの方も困っている様子でした。必要最低限の寝具のみ置いてもらい、他はリクエスト制にして欲しいものです。
アメニティに靴下が入っているのはポイント高めではないでしょうか?他にもアイマスクやスキンケアも入っており便利!ペンや歯磨きセットも入っているため、何も持たずに搭乗も可能だと思います。「サックス・フィフス・アベニュー」と言うブランドのようです。
長距離国際路線のアメニティキット
ニューヨークを代表する高級デパート、サックス・フィフス・アベニューとの提携により新しいアメニティキットをご用意しました。 サックス・フィフス・アベニューのラグジュアリー寝具はユナイテッド・ポラリスのフライトで現在使用されており、キットはそのデザイン要素を取り入れています。 これらのキットには、パッド入り特製アイマスク、耳栓、ソーホーハウスのカウシェットスパのスキンケア製品、履き心地の良いソックス、歯ブラシと歯磨き粉、ティッシュなど、すっきりと元気に目的地に到着するために必要なものすべてが含まれています。https://www.united.com/ual/ja/jp/fly/travel/inflight/amenity-kits.html
画面の下の台は、中途半端な広さで何も置けないです。その下は足を差し込むスペースと、靴を入れるスペースで満杯です。シート側には枕や毛布が沢山あり、殆どモノを置くスペースは無いので、基本離着陸時は手荷物入れに全ての荷物を入れるしか無いです。
画面はこの通り広々!ただし日本後表記にしても邦画のタイトルは日本語にはならず。見たいと思えるタイトルが余り無く、一部見てみたものの字幕が不完全だったりで良くは無かったです。行きは本を読んでましたし、帰りはスマホで映画を見ていたので活用は余りせず。
暗くて見えにくくすみません、USBやコンセントも完備。前の記事の方が見えやすいですね。USBは少しパワー不足で、スマホを充電しながら映画を見ていると、緩やかに減っていきます。
直感的な座席の調整ボタン、特に初見でも困ることは無いと思います。
貴重品の収納スペースが無く、一方で上部にいれてしまうのもちょっと不安に思う性格です。と言う事で座席と通路側と逆の肘置きの間にちょっとしたスペースがあるので、こちらに財布や本、カメラを押し込みます。機内に小さくても良いので簡易の金庫でもあれば良いのに、といつも思います。
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食事:洋食はステーキがオススメ。サンデーも!和食は微妙。
では最後、機内食の紹介です。まずはウェルカム・ドリンク。以前はプラスチック容器でしたが、今回はグラスです。普段は飲まないものの折角なので、シャンパンを頂きました!
メニュー表です。以前に比べるとややチープな印象。帰りは撮るのを忘れてしまいました・・。
これもいつも思いますが、これだけでは料理のイメージや量が全く分からないです。と言ってもステーキ好きなので注文するものは決まっています。出来ればイメージ写真でもあればと思います。
和食は残念ながら品切れとの事。奥さんはフィッシュに変更です。CAさんが「事前にホームページからリクエストして頂ければ・・」とおっしゃっていましたが、ANAの特典航空券でも可能なのでしょうか。
デザートはお目当ての名物サンデーですね!これが結構美味しいのです。
アラカルトもあるんですね。結構メインで満腹になるため、リクエストしておらず、メニューは不明。
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まずは往路から。暖かいナッツとドリンクが最初に運ばれてきます。ここからCAの方々は非常に忙しそうに動き回ります。そして、ここから食事のスタートまでは時間が空きます。その間、常時シートベルトサインは付いたままです。そのため搭乗前にトイレは行っておきましょう。アメリカだなと思ったのは、結構皆さん席を立ってウロウロします。何かあっても自己責任と言うことかも。
前菜。味は・・まあまあ。ドレッシングがう~んと言う感じですね。パンは丁度良い温かさでもっちりです。
食べ終わるとそれなりの速さで皿を下げられ、メインに移ります。この厚いステーキ!
ANAの見た目や温度の微妙なステーキ(過去記事参照)と違い、ちゃんとしたステーキらしいステーキ!噛み応えもあって、ソースもしっかり合います!こういうのを食べたかったのです。
こちらがフィッシュ。少し頂きましたが、意外と食べ応えあります。
そして最後は名物サンデー!トッピングは「全部載せ」でオーダー、CAの方に「Curious!」と言われました。好奇心旺盛と言う意味くらいに思っていましたが、悪い方では「変人」との意味のようで。いずれにせよその通りで反論できない(;_:)
ストロベリーソースとチョコレートソースを一緒に掛けるのは、一見合わなそうに思えるかもしれません。ただ、ソースが混ざっても甘すぎず、アイスも高級感のある味で、幾らでも食べられそうで、とにかくオススメです!右側はミニフォンダンショコラでした。
さて時間を飛ばして朝食です。内容はまあ普通でしょう。白い箱に入っているのはチョコレート。以前は着陸前にギフト的に貰ったものです。効率化されていますね。
往路の食事は以上です。問題は睡眠に確保できる時間です。
カメラの記録では、サンデーを撮った時間が日本時間21:07、朝食が0:59です。朝食の15分前には明るくなったいたため、少し短くなるものの約3時間30分は睡眠時間を確保できています!ANAより長く眠れる時間(実際に眠れるかはその人次第)と思います。それは、食事自体が非常にスピーディーだからでしょう!その分、食べ終えてすぐにCAの方から「フィニッシュ?」と聞かれる事もしばしば(^-^;
和食のクオリティが若干低かったり、細かい気遣いは余り期待しない方が良いです。それでも、睡眠時間だけを考えるとユナイテッドは素晴らしいと思います。そしてハワイ便の往路では睡眠時間が最優先です!ちなみにファーストクラスは早々に電気が消えていたので、恐らく4時間は眠れていると思います。
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さて復路の食事です。相変わらずジンジャエール。
前菜は海老のアジア風?みたいな料理で、こちらも味はSo-so。
帰りもやはりビーフ!サイズは小さいものの、結構濃厚なソースで、こちらも食べ応えはありました!
往路と異なり、こちらはホロホロ解ける食べやすいお肉。
パンは行きで気に入ってしまい全部載せです。パンが美味しいというより、バターの味が良いのかも。
和食です。何となく見た目から想像できるかも知れませんが、味はう~ん。和食テイストが入っている別の料理と言う感じです。
メインも生意気なことを言うようで申し訳ないと思いつつ「国際線のビジネスクラスでこれか・・」と言う感じです。正直、国内線のプレミアムクラスの方がレベルは高いと思います。あくまで個人の感想なので容赦ください。
さて、帰りもサンデー!これだけは間違いないです。チェリー以外全部載せで。右側にあるのはチョコレートとキャラメルのミニケーキです。
帰りは少し長めのフライトです。ただ、行きと同じように食事は2回で1回目の食事が終わってしばらくすると暗くなります。小腹が空いたときはCAの方にリクエストしても良いのでしょうが、ギャレーの横に軽食のワゴンをセッティングしてくれていました。スナックやフルーツだけでなく・・
デザートのケーキも!基本はセルフで、下の段にはミネラルウォーターもあるので、欲しい分だけ持って行ってOKのようです。結構皆さん、物色していました。
ゴソゴソ間食していると、到着1時間半程前に朝食です。奥にある赤色の容器はギリシャヨーグルト。色々な方の搭乗記を見ていると、ビジネスクラスの朝食としてはやや簡素な感じは否めないと思います。そもそも日本に13:25着のフライトなので、ここで朝食と言うのも奇異な印象です。
約8時間のフライト。それがビジネスクラスでのんびり過ごしているとあっという間でした。この後、成田で荷物を受け取りANAラウンジで時間を潰し、新千歳へ戻りました。
以上、「〔2018年10月成田-ホノルル便〕ユナイテッド・ポラリス・ビジネス搭乗記:ANAと比べスピーディーな機内サービスは、良くも悪くもアメリカ流!?」でした!
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総評すると、サービスとしてはややラフで食事も大味です。敢えて言えば名物サンデーは本当にオススメなので、是非食べて欲しいです!それ以外の点で、睡眠に充てられる時間はANAより長く、シートの機能性等もフルフラットで全く問題ないです。そのため、食事やサービスの大雑把さを「アメリカの航空会社だなあ」と楽しめるかどうかがポイントになる気がします。ANAは一度しか経験ありませんが、ハワイ便には現状ユナイテッドの方が良いかなあ、と感じます。
搭乗記は以上です。次の記事からはいよいよハワイの宿泊記に移って行きたいと思います。特にコオリナの滞在は本当にゆっくり出来て、景色も最高だったので是非紹介したいです。タイムシェア説明会も今回はなかなか魅力的でした!不定期更新ではあるものの、是非たまに覗いてみてください!
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