今回のハワイでは5泊のうち、4泊を「ホクラニ・ワイキキ by ヒルトン・グランド・バケーション」に泊まりました。それも内3泊は無料宿泊です。異常な程高価と言えるハワイのホテル、それもリビング&ダイニングと寝室が分かれているスイートタイプの部屋にどうして無料で3泊も宿泊出来たのか!?
については、こちらの記事を参照ください ↓
ホクラニ・ワイキキはビーチへのアクセスは便利とは言えないものの、ワイキキ中心部に位置しショッピングには非常に便利な上、コンドミニアムタイプのため料理もできる点は素晴らしく、ハワイ滞在を総合的に楽しむ事ができました。
写真が多すぎるため、例の如く前後編に分けます。
前編では主にチェックインから部屋の紹介、番外編としてヒルトンHGVCの現地説明会の感想を。後編では屋上やロビー、各階共用施設等の設備面、また周辺のショップ等をまとめてみようと思います。色々な宿泊記を見てきましたが、ホクラニ・ワイキキについてはブログの中で最も詳しく画像も豊富な宿泊記になるのでは?と思います。そもそも宿泊記自体が多く無いです。
これから泊まる計画を立てている方、ヒルトンの説明会に参加し3泊無料を予定している方は必見です!これまではいわゆる立地最高なオーシャンフロントの部屋ばかり泊まっていましたが、ハワイはこんな楽しみ方も出来るんだ、と思える素晴らしい滞在でした。
後編はこちら ↓
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チェックイン
ホクラニはワイキキビーチウォーク直結の非常に便利な立地です。「DFS by Tギャラリア」と「Longs Drugs」の間の真ん中と言えば分かりやすいかも知れないです。恐らく、カラカウア通りを歩いた方から見ると「え、これホテルだったの?」と言う感想を持たれるかも知れません。中心的な役割はタイムシェアでしょうが、現状各社宿泊サイトからも予約できます。
空港からはチャーリーズタクシー利用です。チップ込み35ドルを支払い、ワイキキビーチウォークの端にあるエスカレーターの前で降ろしてもらえます。荷物はエスカレーター下にあるホクラニのカウンターがあり、スタッフに渡し引換券を渡すだけでOK。
エスカレーターを上るとホクラニ・ワイキキのボードが迎えてくれます。
この写真の奥がロビーです。オープンエアーなロビーでフランクなスタッフが待っています。写真右側がフロントで、左側にコンシェルジュの配置です。この時はどちらのスタッフも日本語OKでした。なんちゃって受験英語しか出来ない私にとっては安心感があります。
宿泊時、ヒルトンのゴールド会員にステータスマッチしていましたが、どうやらホクラニでは意味は無く、部屋のアップグレード・朝食&ラウンジ利用は無しのようです。恐らくタイムシェアとホテルは扱いが異なるという事だと思います。
気になるアーリーチェックインですが、到着してすぐ(10時くらい)は難しいとの回答。ただ、通常は16時チェックインの所、「大体13時くらいにチェックインできると思うから、もう一度来てみて!」と言われました。恐らく、その時間には多くの部屋でチェックアウトと部屋のクリーニングが完了するとのことなのだと思います。現地で使える携帯を持っていると、準備出来次第連絡をくれるとのことです。
少しラフな日本語でしたが、こちらの無茶ぶりにも気軽に対応して下さるのは流石!
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リビング&ダイニング
ワイキキ周辺をブラブラして昼食を取ったりして13時過ぎに再度フロントへ。「準備OK!」との事で無事少し早めにチェックインが出来ました。お部屋はリビング&ダイニング、キッチン、ベッドルーム、バスルームに分けて紹介します。今回の部屋は12階の「1211」です。
まずは入口入ってすぐのリビング&ダイニングから。ベッドにもなるソファ、テーブル、TVが配置されています。奥に寝室に通じるドアがあります。
奥から見るとこんな感じ。キッチンの横にも寝室に通じるドアがあります。
ほどなくして荷物が届きましたので、チップ2ドルですね。自慢のリモワと、奥さんの鍵無しスーツケースです。
プレイステーションもあり、ロビーでDVDレンタルも利用できますが流石にハワイに来て映画を見る気はなく利用はしていないです。
ハウスキーピングは5泊以上で入ってもらえるようです。今回は3泊なので本当に何もなく、自分たちで処理しないとゴミも溜まる一方です。
ラナイは狭く、椅子を出して寛ぐという感じでは無いです。
残念ビューです。恐らく隣がオフィスなので、プライベート感もやや減です。ロイヤルハワイアンセンター側であればカラカウア通りの喧騒を眺めることが出来たかも知れませんが、ロングスドラッグス側のためリッツカールトンを羨ましがることしかできません。いつかは泊まりたい・・。
ビルの隙間から何とか海が見えるので、超パーシャル・オーシャンビューとは言えそうです。これに関しては、そもそもが無料宿泊なので文句は言えないです。
夜景はなかなかです。これまでハワイでシティービューに泊まった事が無かったので新鮮でしばらく眺めていられます。
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キッチン
キッチンの紹介です。コンロは電熱です。それほど本格的に料理をしたわけでは無いですが、使い勝手やスペースで困ることはなかったです。シンクがやや狭い気がしますが、食洗器があるので汚れた食器はそちらに放り込めば良いです。
シンクの横には熱湯が出る蛇口もあります。押すだけで熱いお湯が出るのでカップ麺も手間がかかりません。
左のボタンはディスポーザーです。生ごみが出ても、毎回粉砕することで溜まることはなく気分が良いです。ただし水を流しながら粉砕しなければならず安全のためのカバー等も無く、子供は注意が必要な気がします。使い慣れていないので分かりませんが、何か安全装置が付いているのでしょうか?
キッチンペーパーや、ナイフ類、まな板も完備しています。このナイフは色々種類があり、パン切り専用ももちろんあるので出してみると面白いです。
無料のコーヒーです。ネスプレッソ的なものかと思いますが、使い方がいまいちわからなかったので使用しませんでした。
カプセルは初回分は無料、それ以上必要であればフロントで購入することも出来るようです。
レンジです。冷凍のピザを購入しましたが、この見た目からまさかのオーブン機能無しのようで、電子レンジ機能で何とかしました。もしオーブン機能アリでしたらすみません。
スプーンやフォーク、ナイフ、オープナー類等々も充実しています。
レードル、フライ返し等料理に必要な物品はほぼほぼ整っています。実際に使うかはともかく。
食器類は4枚ずつ揃えてあります。食洗器も比較的スピーディーに済むので2~4人で困ることは無いかなと思います。
下がフリーザーです。イチイチ大きいですが、別のコンドミニアムではもっと大きなフリーザーでしたので、見る人からすると必要最低限と言う感じかもしれませんね。
冷凍庫は自動で氷をボンボン作ってくれます。
冷蔵庫も少なくともコンドミニアム初心者には十分な大きさです。1Lペットボトルが余裕で立てたまま入るので、近くのLongs DrugsやFOOD PANTRY等で水を買えば、結構安く済みます。
その横は鍋やボウル等。左下に見えるのは食洗器用洗剤と洗濯用洗剤で幾つか付けてくれており、食洗器は1回1/2袋で回せるので滞在期間分は十分です。
ビルトインの食洗器です。うちにあるプチ食洗器とは全然規模が違って一気にドカンと洗えます。結構頑固な汚れでも余裕なので、食事が終わったら軽く汚れを落としてこちらに突っ込んでおいて、溜まった際に回すで十分です。
別に棚があり、トースターやジューサーが入っています。本当に何でもありますね。残念ながらここら辺は一切ノータッチです。
カップやグラス類ももちろん完備です。
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ベッドルーム
ベッドルームです。キングサイズ1台で枕はやや高めな気がしました。
寝室にもTVがあります。金庫はこの下の引き出しです。家具や椅子がハワイアンで良いですね。
ベッドサイドにはそれぞれ2つコンセントがあります。
バスルーム
最後にバスルームを紹介していきます。バスルームはベッドルームの隣です。このまま進んで正面に洗面台が2台。左側には手前がシャワー、奥がバスタブ。右側にはさらにドアがありトイレです。
このバスは、天井からお湯がドバドバ出てくる遊び心のある仕組みです。で、確かに最初は面白いな~で良いのですが逆にそれだけと言えばそれだけです。
これはデメリットもあり、どなかのレビューでは「床がびしょびしょになる」と言う話があり、試してみると確かに床が濡れます。また洗面台の側面は木で出来ているのですが、このバスタブに面している所だけ劣化しています。恐らく水が当たっての事だと思いますが、設計時点で分かりそうなものに思いますが・・。またバスタブも一部欠けていた場所が見られました。
この時にふっとタイムシェアについて少し考えてしまいました。「設計ミスや、ほかの人が壊した修理代を自分も払わなければならないのは、ちょっと嫌かな」と・・。
シャワーはハンドと天井から、両方あります。
アメニティはヒルトン共通のものですね。フロントに電話すると持ってきてくれるようですが、その都度チップを払うくらいならハワイのシャンプーを買ってくるかと言うケチな思考になってしまい、結局1回使って終わりです。奥さんは大丈夫との事ですが、個人的にこのシャンプーの匂いは合わないです。
トイレは安心のTOTO製でウォシュレットも付いています。スペースも広々です。
バスルームにクローゼットがあり、縞々のバスタオルはビーチ用です。使用後はロビー脇のボックスに入れればOKです。
ホテルのお部屋の紹介は以上です。
全体的に、日本人にとって非常に利用しやすい作りです。広すぎず、狭すぎずで必要と思えるものは完備しており、もしかしたらコンドミニアム上級者の方からすると不十分かも知れませんが、初めてのコンドミニアム体験には最適です。外食もしつつ現地スーパーも楽しみたいという方にはベストかもしれません。何度目かのハワイで、有名ホテルでの滞在とは違った過ごし方を楽しみたい、と言う方は要チェックなホテルです。
それも、ヒルトンの説明会で無料で3泊も出来ることを考えると利用しない手は無いでしょう!
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番外編:ヒルトンHGVC説明会の感想
最後に現地で受けたヒルトンHGVC説明会の感想を。実は写真も撮ってくるはずだったのですが一切ないです。そのため文字だけで失礼します。結論を言うと時間のトラブルで、不機嫌になったと言う残念な話です。
当日の流れとしては、バスでホクラニへお迎え→ヒルトンHGVCグランドワイキキアンで内覧→個室に移動し、個別説明→最後責任者からクロージング→タクシーで送迎と言う流れです。所要時間は約1時間30分。
最初にも書きましたが説明会では不機嫌でした。そのせいで写真無しです・・すみません。
と言うのも、当日朝お迎えのバスを時間通りに待っていました。それが時間になっても来ない・・5分外で待っていても来ない。場所を間違えたのかと思って、予約の紙や時計を確認しますが合っています。仕方ないので、ホクラニのコンシェルジュに掛け合ってどのような状況か確認してもらいます。
↓ 集合時間が10:10、説明会開始時間が10:30で、所要時間が90-120分と記載があります。
基本、ハワイ時間と言う事は理解しており、これがツアーのバス等であれば少しくらい遅れても全然OKです。ただ、これから大事なセールスの場面で、それも時間を指定しておいて連絡無しで遅れるのは全く理解が出来ないです。この時点で私の中でこの話は完全に無しです。
結局バスは途中のホテルで遅れているとの連絡が入り、10分遅れで乗り込みます。説明会場のホテル前に着いたのが10:35。そこからさらに待たされて実際に説明会の開始になったのは10:45くらいだと思います。
セールスの方からは丁寧に提案頂きましたが、最初から目も合わせず「実際に泊まってみたが他の方が壊した箇所等を、全員で修理費用を持つというのは考えが合わない」と言ってお断りしました。もちろん、実はそんなことは賃貸でもマンション購入でも起こりえることで本当の理由では無いです。買う気持ちは余り無い中で、僅かにあった話を聞こうと言う気持ちが、遅刻(とそれに対するフォローの無さ)で完全に失われてしまったからです。
では説明会はオススメ出来ないかと言うと、そんなことは無いです。
今回、無料宿泊が現地説明会参加のお陰で「ヒルトン・ガーデン・イン・ワイキキ」から「ホクラニ・ワイキキ」へグレードアップしました。現地での1時間半はとても貴重ではありますが、それを天秤にかけた際、説明会参加でコンドミニアム宿泊であれば、私個人の意見では全然アリと思えます。他にも現地参加で100ドルのクーポンプレゼント等のキャンペーンがありますが、それで参加するかと言われたらちょっと微妙ですが。
ちょっと残念な現地説明会の簡単な感想でした。
次回の記事ではホクラニ・ワイキキの共有設備や周辺ショップ等をまとめていきます。
↓ 今回の滞在で何度もお世話になったFOOD PANTRYはホテルから少しは歩きますが近く、お土産もリーズナブルでとても便利でした。現地スーパーで消費者目線でお買い物を楽しめるのはコンドミニアム宿泊の醍醐味ですね。ホクラニ滞在の際は是非!
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