旅行記そっちのけで財布のレビューです。陸マイラーの皆さんはどのような財布を使われていますか?個人的に人様の財布を見たりするのが好きなので、ぜひ紹介の記事を書いて頂けたらと密かに願っていたりします。
私はと言えば、ホワイトハウスコックスの二つ折りの財布を何年か使用していました。少し前からこのままお手入れをしてさらに使い倒すか、新しく財布を買うか悩んでいました。ホワイトハウスコックスのネイビーと、内側のレザーのイエローの色の使いは非常にオシャレで気に入っています。
実は前々から長財布を買いたいという願望がジワジワ出てきていました。そんな個人的な葛藤記と商品レビューです。興味がある方だけ読んでいってください。
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なぜ二つ折り財布を使っていたか
社会人になってずっと二つ折りの財布を使っていました。それは利便性を考えてのことです。何も持たずにフラっと買い物に行くときにお尻のポケットに財布をしまうのですが、これが長財布だと半分出ていたりするのを見かけます。個人的にそれは嫌だなと思っていたためです。
一方で「そもそも尻ポケットに財布をしまうのは良くない」という話を聞いてました。幾つかの理由があるようです。
①姿勢がゆがむ
②財布の形が歪んでしまう
①は「え?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。座った時に物が片側のお尻にだけあったりすると姿勢が歪んでしまい、腰痛の原因にもなるという事が知られているようです。調べると結構記事が出てくるので、もしかして腰痛に悩まされている男性の方は「尻ポケット財布」を直すと良くなるかもしれません。
②はすぐにピンと来ますよね。以前は左程気にしていない事でしたが、せっかく自慢の財布を出してもお尻のカーブ形が付いていたらみっともないと思えてきました。さらに、お金やせっかくのクレジットカードが潰れたり、形が歪んでしまったりします。これまで私は何も気にせず尻に入れていましたが、財布に申し訳無いことをしていたと思います。
財布の位置づけを変えていく
これまで私にとっての財布はどこに行くにも一緒に連れていく相棒的な存在でした。でも、その生活を続ける事は財布に申し訳ない、憧れの長財布を持っても潰してしまう、と言う事で財布の位置付けを変えてみることにしました。その方法として・・・
①決済は基本電子マネーを利用
②現金やカードが必要なときだけ、鞄に入れて財布を持っていく
①と言う事で、最近の決済は専ら電子マネーです。それも可能な限りクレジットカードを通したいのでiDを使うケースが非常に多いです。ほぼ全てのコンビニに対応していて、チャージの手間がいらないのは非常に便利ですね。そのためにスマホもNexus6Pから、お財布ケータイ対応のXperiaZ5Pに変えたほどです。こうしてしばらく生活してみると「財布を普段は持ち歩く必要無いんだな~」と思えてきました。
そこで②ですが、これまでの財布の位置付けと違い、「ここぞ」という時に出てきてもらうようにしました。電子マネーなんぞ受け付けないレストランやホテルで財布をさッと出しスマートに決済したい、そんなイメージです。
コードバンとの出会い
これで長財布を迎える準備が整いました。ではどんな財布を買おうと色々探していました。当初は「革なんてどれも一緒でしょ」と決めつけて、配色が好みな「エッティンガー」が良いんではないかなと思い、百貨店に見に行ったりしました。
実際それはそれで素晴らしい製品だったのですが、一際艶やかな革製品があるのにすっかり惹かれてしまいました。艶と言ってもイヤらしいギラギラしたものでは無く、透明感のあるサラッとした光沢です。「コードバン財布」に出会ってしまったのです。
コードバンとは馬のお尻の一部からしか取れない革です。特徴として、高い強度と透明感の感じられる艶が挙げられると思います。一方で希少性が高い革のようで、値段はやや高めです。
ココマイスターってどうなの?
コードバンの魅力に取りつかれた私はもうそれしか見れなくなりました。コードバンで画像検索を掛けると様々な財布が出てきます。どれも素晴らしい革製品で見た目が非常にキレイです。その中でさらに一際(またかと言う感じですね)透明感のある財布がありました。それが「マイスターコードバン・ハイフライヤー」でした。
ココマイスターについてネットでは財布に詳しい方から色々言われていますが、個人的にブランド名はそれほど重視しないのであまり意味は無いです。ただ、ネットでの販促に重きを置くのは良いにして、もう少し節度をもった方が高級感は出るのになと言う気はします。少し商品名を検索するだけで、本サイトに誘導するブログが何個も出てくるのは少し異様です。
という事で商品レビューです。
購入は本サイトか実店舗、あとはメルカリ等からの出品が稀にあります。今回購入した「ハイフライヤー」は超少数ロット生産&結構な人気のようです。ラウンドジップタイプで同じ革を使用している「スカイスクレイパー」の再発売時、リアルタイムでサイトをチェックしていましたが約2分で完売です。当然常に「職人製造中」で欠品しており、お知らせメールに登録が必須です。
外観
画像の加工はほとんどしていません。普通に家のテーブルで普通のデジカメで撮った画像です。この透明感(何度も言います)は不思議な魅力があります。
手に持っても丁度いいサイズ感です。見た目通り、感触は固いです。そして重さは161gという事でやや重量感があります。
縫い目についてあまり詳しく無い私が見ても、丁寧に作ってありしっかりしてそうだと感じます。ブラックと内側の革である明るめのブラウンとのコントラストも気に入っています。
サイドから見てもキチッとしています。作りも丁寧で良いですね。
多少の傷は仕方ないにせよ、手入れはしっかりしていきたいです。1年、3年、5年と経った時にどんな具合になるのか楽しみです。
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内装
それでは内装を見ていきます。カード入れは15ヶ所、小銭入れは1ヶ所です。内部の革は適度に柔らかく、例えば1枚カードを入れたら隣に入らない、という事は無いです。だからと言ってカードが滑り落ちてしまうような感じも全くありません。
早速カードをしまってみました。全然入りますが、一応少し間隔を開けています。メインで使う3枚のカード達です。上から「MUFGアメックスプラチナ」「SPGアメックス」そして「SFC ANAワイドゴールド」です。ラウンドジップタイプとも迷いましたが、しっかり開けられる財布の方がどこに何が入っているか一目で見られるところが良いですね。
ロゴです。特別ブランドに思い入れは無いです。あえて言うのであれば国内メーカーなので、修理やメンテナンスの際に直営店舗があるのは良いかもしれません。札幌に無いのが残念です。
お札を入れるスペースはマチが付いているので無理に力を入れる必要がなく、十分なスペースです。小銭入れを挟んだ反対側にもお札等を入れられるフリースペースがあります。反対側にもフリースペースは2ヶ所あります。
お札を入れてもすっきりです。二つ折りに比べ、見た目はやはりスマートですね。
小銭入れは広く開きますがやや深く作られており、小銭を探したり取り出すのはスムーズとは言えないかもしれません。実際硬貨が端の方に入ってしまった際、出すのに手間取りました。ただ、お釣り募金を実践しているので基本小銭は溜まらないため、あまり問題は無いです。
お釣り募金って何?という方はこちらも読んでみてください ↓
財布紹介は以上です。靴やカバンもそうですが、革製品を新調する際は少し身が引き締まる感じがします。
次に狙っているのは陸マイラーの皆さんが必ず持っているリモワです。以前はあまり物欲を前面に出さない慎ましやかな?生き方でしたが、積極的に出していった方が物事がうまく行くことが多いです。それに向けて仕事や投資等々頑張れますね。
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