My Superior Life

「ハイクラスなホテルやビジネスクラスの利用を、もっと身近に、お得に、分かりやすく」をテーマとし、旅行情報やANAマイル利用法、SFCについて、SPGアメックス等のクレジットカード活用方法を発信していきます。

「コト消費時代」のクレジットカードポイント出口戦略:「ポイント還元率」や「2重取り」で見落としがちな「実質のポイント価値」を考える!

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クレジットカードの選び方の一般的な基準として、決済を通したりボーナスポイントが付く等のいかに「ポイントを獲得するか」「還元率は何%か」が重視されており、そのポイントが「何に使えるか」「ポイントの価値」と言うことは重要視されていないかと思います。当然私も社会人になりたての頃は「リクルートカードプラス(現在新規募集停止)が還元率2%で一番!」とか「チャージでポイントも溜まって2重取り!」と一喜一憂して、一番オトクと思い込んでいましたし、ある視点でそれは間違っていないのかも知れないです。

 

還元率等の「ポイントの貯めやすさ」だけで議論するのは余り意味が無い事にその後気付かされます。それなりに決済を通しても年間100万円、そこから還元率2%でも20,000ポイント、ご存知の通りリクルートカードのポイントはポンタポイント等に交換可能ですが、基本は1ポイント=1円の価値です。一方で年会費は掛かるものの最大1.5%でマイルに代えられる「ANA VISAワイドゴールド」では、1マイルが少なくとも2円以上の価値に、最大で6円以上に跳ね上がる場合もあることを知ります。つまり、実質のポイントの価値がポイントを使う「出口」でガラッと変わったのです。

これだけの差異では、いわゆる「ポイント還元率」や「2重取り・3重取り」といった「ポイント獲得」に主眼を置くのは余り意味がなく、「如何に価値のあるポイントへ代えられるか」という「ポイント出口戦略」を重視したクレジットカード選びが重要になってきます。

 

もちろん還元率等でのカード選びを否定しているワケではないです。「飛行機なんて滅多に乗らないし、日常の買い物をいかに安くできるかが重要!」と言う方にとって、年会費無料&高還元カードは非常に有用です。ただ、クレジットカード選びの際に「ポイントの貯めやすさ」はあくまでそのカードの一面でしかなく、全体の価値はポイント出口戦略も絡んでくる「実質のポイント価値」を考える必要があることを伝えたいと記事にしてみました!

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 「還元率が全て!」と思い込んでいたカード選び

私自身の話です。ずっとクレジットカードに傾倒していたわけでは無いので時期は不明ですが、恐らく丁度社会人になった2010年頃でしょうか?クレジットカード会社は競って「ポイント還元率」の高いカードがボンボン出していました。「リクルートカードプラス」「リーダーズカード」「エクストリームカード」等がカード情報に比較的精通している人の中では還元率の高い「良いカード」で、それ以外はポイント還元率で劣ると言う認識でした(あくまで個人の主観です_(._.)_もちろん、ポイント還元率だけでカードの良し悪しを比較する風潮は今でも依然としてあります)。

 

一方で、当時は社会人になったばかりで年収もソコソコ、ポイント還元率2%のカードで精一杯決済したとして年間100万円=20,000ポイント。確かに十分と言えなくは無いですが、年会費無料のカードでも1%還元なので10,000ポイントで差は10,000円分。月間にすると約800円、異論反論あると思いますが正直「物足りない!」と感じていました。少なくとも雑誌の特集で「このカードが一番オトクだ!」と言う情報がしばしばありますが「一番オトクでこの程度か・・」と。またこの時、ゴールドカード等の特集を見て「還元率が低いのに高い年会費を払うなんて、見栄だけで損をする人もいるもんだ!」とすら思っていました(;´з`)当時は「いかに安く高還元なポイントが貯められるか」だけしか見ておらず、使い道は当然1ポイント=1円と考えていました。

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「1ポイント=1円」ではない!個人的な興味も「コト消費」へ!

その後、少し時間が飛びますが最初に書いた通り「ANA VISAワイドゴールド」の破壊力を知ります。つまり「1ポイント(=マイル)は1円では無い!」と言うことです。これが国内線だけの話であれば「カード利用の浮いた10,000円で格安航空使えば良い」となりますが海外航空券でのマイル利用法を学ぶにつれて、いかにクレジットカードポイント利用を一面でしか捉えていなかったかを痛感しました。

 

ほぼ時を同じくして新婚旅行でハワイに行き、個人的な興味がモノでは無くコト消費に移っていきます。現代でも数年も前から「モノからコト消費へ」と言われるように、おカネの流れは物質的なモノから、海外ホテルでの素晴らしいサービスやアクティビティ等のコトへシフトしていっているようです。その時代に年会費が安いからと、1ポイント=1円で日常のモノ消費を節約すると言う活用法が果たして合っているのか、個人的にはやや疑問です。「モノ消費はクレジットカード利用で購入して」「コト消費をそのポイントで!」と言うのが理想ですし、時代にも合っているのかなと感じます。

これから幾つかのカードで最終的な実質のポイント価値を考えていこうと思います。中には「いや、ANA乗らないけど」「そんな豪華ホテルには泊まらず、格安宿で良い!」と言われるかも知れないですが、カードによってはポイントの出口戦略まで考えることでどれだけオトク度が変わってくるかの一端だけでもうまく伝わればと思います。

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 1)高還元クレジットカード:REXカード

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一般的に高還元と言われるクレジットカードを見ていきます。「REXカード」は数年前に改悪となっていますが(カードの見た目ももう少し良かった気がします)現在でも高還元のカテゴリーです。通常は1.25%でリボ利用で最大1.75%まで上がります。

 

公式ページ【公式】REX CARD(REXカード)国内最高水準の高還元率カード、にはモデルとして年間48万円利用で6,000ポイントの例が示されており「他のカードと比べてみてください」と強気の宣伝の一方、比較が0.5%還元と弱気です。それでも確かに、現在出ている他のカードと比較すると高い水準ではあり、付帯保険もあるので年会費無料カードとしては非常に優秀だと思います。

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問題はこの6,000ポイントがどのように使えるか、価値としては実質何円となるかと言う所です。「Jデポ」への変換が推奨されており、実際そのような使い方が一番オトクなのかと思います。Jデポは月間利用額からポイント分が引かれて請求されると言う仕組みで、1ポイント=1円です。年間48万円利用して、6,000円・・実質のポイントの価値は変わらず1.25%のままです。月々の生活費の節約にはなりますし高還元なのは間違いないですが「オトク」とは言えるか、そして「コト消費」と言う時代のバックグラウンドにあっているか、微妙な水準に感じるのは私だけでしょうか?

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 2)マイル高還元カード:ANA VISAワイドゴールド

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何となくカッコイイ画像を選ぼうとこちらになりましたが、紹介したいのは右上のVISAです。ANAの陸マイラー必須のカードで、一見ゴールドなので還元率は悪そうです。が、実はゴリゴリの高還元カードで、色々工夫して1.6%以上にすることができます。やや面倒ですが毎月のルーティンにするとそれほどでも無いです。

このような事を言うと「いや騙されないぞ!年会費高いじゃないか!」と言うツッコミが入り、確かに10,000円程の年会費が掛かり、還元率と年会費だけを切り取ると全くオトクとは言えません。しかし、それを補って余る特典があります。

 

REXカードと明確に異なるのは、ポイントの利用先です。ANA VISAワイドゴールドカードは1.6%以上の還元率でマイルに代える事が出来ます。そしてそのマイルの価値は国際線ビジネス航空券では圧倒的に価値を発揮します。例えば日本からハワイのビジネスクラスは通常シーズン65,000マイルで行けますが、普通に席を確保するには安くとも20万円~掛かってきます。つまり「1マイル=3円以上」になり、路線によってはさらに価値が増します!先ほどの1.6%を勘案すると「実質のポイントの価値は5%以上」まで上がり、年会費を考えても確実にオトクなカードと言えます!

ここまで言うと、ANA VISAワイドゴールドを活用しない手は無い!となるかも知れませんが、実際私は使っているのかと言うと余り利用していません(^-^;

 

理由として、マイルを貯めている主戦場がカードでは無くポイントサイトだからです。現状ルートの変更や変換効率等の改悪があったとは言え、ANA VISAワイドゴールドの決済を集めても、年間で貯められるマイルは精々数万マイル、一方でポイントサイトからのマイルは数10万なので、貯められるマイルの桁が全然違います。ではメインの決済はどのカードを使っているかと言うと、次に紹介したいと思います。

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3)還元率1%だが、高い実質ポイント価値:SPGアメックス

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やっぱりSPGアメックスです!年会費は高額ですが、今回それについてはサラッと流します。無料宿泊とゴールド会員(朝食無料、ラウンジアクセス)で十分ペイできているというのが私見だからです。今回の記事ではポイントが主題ですが、スターポイントの還元率は1%で上記カードに比べると低い水準です。ただ、このSPGアメックスは「還元率だけ見ていても意味が無い」と言える代表的なカードです。

 

例えば少し前に泊まった名古屋マリオットで考えます。

5月の適当な日で検索を掛けると、私たちが泊まったアッパーフロアのスタンダードルームは大体週末も含めて30,000円~です。ここに朝食の金額などを入れると「年会費が・・」と言う話になりややこしいです。そのため今回は純粋な宿泊料のみで考えてみます。名古屋マリオットにはポイント宿泊の場合、1部屋30,000マリオットリワードポイントです。

 

2018年5月現在、SPGアメックスの還元率は1%でスターポイントへ交換可能です。1スターポイント=3マリオットリワードのため、30,000円の宿泊のために10,000スターポイントを消費したことになり、100万円の決済で1泊宿泊可能です。SPGアメックスを使いこなされている方の中には実質の価値を最大化されている方もおり、私の場合は少し無駄な使い方だったと思いますが、「実質のポイントの価値は3%~」と言えます。これはあくまでアップグレード無しのスタンダードでの利用です。他の方のブログを見て頂くと、アップグレードによりポイントの価値が数倍に跳ね上がることもあります!

 

ここまで読むとアップグレードが無ければ「ANA VISAワイドゴールド」の方が「実質のポイント価値」は若干得と言えそうです。ではなぜ「SPGアメックス」をメインで活用しているかと言うと、スターポイントやマリオットリワードポイントはポイントサイトで貯めることが出来ないためです。現状、マイルは充足しているために、多少実質のポイント価値は落ちたとしても、航空券とホテル費用の負担でバランスを取りつつ、出来るだけオトクな旅行を楽しんでいるということです♪「コト消費」と言う意味でも100万円決済することでハイクラスなホテルに1泊出来る(しかも上級会員待遇で)コトは非常に魅力的ではないでしょうか?

その様子は本ブログ、過去の旅行記一覧からどうぞ♪

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クレジットカードは還元率だけでなく、ポイントの使い方やその価値で選ぶ!

カードの比較は以上になります。結論としては、ポイント還元率や2重取り等のカードポイント獲得方法はあくまでクレジットカード活用の一面でしかなく、本当にオトクかどうかは、ポイントを実際に活用し、その価値が明らかになる「出口戦略」まで考える必要がある!と言うことです。未だに「クレジットカード 還元率」等のワードで検索を掛けると「本当にお得なカードはこれだ!」と言うアフィリエイトサイトが出てきますが、還元率が高い=オトク!と決めつけないように注意頂いてカードを選んで頂ければと思います。

 

一方で「海外旅行をしない」「年会費をそんなに払えるわけがない!」と言う方には年会費無料&高還元のカードは確かに日々の生活で節約を実感しやすいカードとは言えると思います。クレジットカード選びは最終的にはケースバイケースのため、私にとってベストなカードが他の人にとって良いかは分からないです。ただし今回紹介したカードは「日々の生活は困らず、もう少し海外旅行や休暇を豊かにしたいな・・」と言う方にはうまくフィットするはずです。年会費や還元率、そして出口戦略までを考慮して「リーズナブル」と言えるカードが見つかると良いですね!

岐路に立たされるメインカード選び

ただ私事として、今後のメインカード選びは考えるべき課題が幾つかあります。SPGアメックスをメインに使うという戦略は「マイルが豊富にある」と言う前提で成り立つものです。既にお気づきの方もいるかと思いますが、先日記事にした通り、その前提が崩れつつあるのかと感じています。

また他のブロガーの方が記事にされている通り、SPGアメックスの特典が変更になり、本当にリーズナブルで価値あるカードかは再考しなくてはいけないです。

とは言っても見通しは意外とポジティブです。私が新婚旅行でハワイに行った後も「何とかして何度もハワイに行きたい!それもビジネスクラスで!」と色々考えた結果、陸マイルの方々や情報と縁が出来たりし、結果何度もハワイに行く機会に恵まれました。今後も改悪はありつつも、何らかの手段はあるはずです、現状アイデアも何も無いですが。もちろん年収そのものを上げる等の最終手段も考慮しつつ( *´艸`)今後も時間の許す限り色々なオトク技を駆使して海外へ飛びたいと思います!

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