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「ハイクラスなホテルやビジネスクラスの利用を、もっと身近に、お得に、分かりやすく」をテーマとし、旅行情報やANAマイル利用法、SFCについて、SPGアメックス等のクレジットカード活用方法を発信していきます。最近は投資についても勉強して記事にしています。

〔2017年11月ANA成田-ホノルル便ビジネスクラス搭乗記 後編〕チェックイン~ラウンジ潜入 & ANAのスタッガード座席や設備をまとめて紹介!

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2017年11月ハワイ旅行時に、ANAでは初のビジネスクラス搭乗を果たしました!こちらの記事ではチェックイン~ラウンジの情報を簡単に、そしてメインとして座席を紹介します。

↓ 機内食はこちらの記事です。

まず今回のフライトは前編からも分かるかと思いますが、ANAのサービスの印象は良くないです。「初のANAビジネス!ハワイ!」と期待を高めに行ったものの、色々とガッカリしたりすることがありました。ハワイ感の乏しい消化不良なフライトだったのは間違いないです。

その理由を考えると、専用ページまで作ってプロモーションする割には、「ホノルル便を除く」が多くあり、力を入れているのかが伝わって来ず、ちぐはぐな印象を受けてしまった事が原因に思います。例えば他路線のビジネスと異なり「ニールズヤードレメディーズ」のアメニティキットはホノルル便ではありません。ベッドパッドやノイズキャンセリングヘッドホン、「そらとん」も無いです。ビジネスクラスのサービスを見て頂ければ結構な箇所に「ホノルル便を除く」の記載があります。

一方でホノルル路線のみのサービスもありますが、中途半端な印象です。そもそもこのサービス、知っている方は少ないのでは?と思います。

それでも、写真を追って頂ければパッと見は素晴らしいフライトだったと感じて頂けるかと思います!旅行全体は最高でしたが、フライト中はずっと「う~ん」と言う感じでした。

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 新千歳の国際線乗り継ぎチェックイン

その兆候は新千歳空港で既にありました。

ご存知の通り新千歳空港はラウンジとプレミアムチェックインを新設し、SFC会員専用カウンターでチェックイン~手荷物検査~ラウンジまで通常ワンストップで可能です。

思えば以前の新千歳空港の国際線乗り継ぎのチェックインは非常に分かり難かったです。特に最初(新千歳~成田~シンガポールの修行当初)は何も分からなかったので、たらい回しにされ(自動チェックイン機で手続きすると「〇番カウンターへ行って」と紙が出て、〇番カウンターへ行くと「ここではできない」と言われ・・)、SFCになってからも何か「とりあえず作りましたよ的な優先入口」の使いにくさを感じながらチェックインしていました。

 

今回の旅程は新千歳~成田~ホノルルで国際線乗り継ぎとなりますが、何も知らない私は専用カウンターで全て出来ると思い込んでいました。何せビジネスクラス利用で、プラチナ会員、利用資格としては十分満たしているはずです。颯爽と自動ドアに入り・・少し並んでカウンターへ。

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「国際線乗り継ぎは別のカウンターになります。」

ええ・・( ゚Д゚)

 

新千歳空港からの国際線乗り継ぎは継続して、別のカウンターのようです・・残念。この簡素な優先入口 ↓ 、キレイ事のようですが普通に並んでいる方からすると順番抜かししているようで(実際そうなんですが)余り並びたく無いんですよね。

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成田空港チェックイン

さて、気を取り直して。通常であれば新千歳でチェックインを行えば、そのまま成田で制限区域外に出ずに乗り継ぎが可能です。ですが今回は成田空港までスーツケースを送ってあり、その受け取りや海外で利用するWiFiのレンタル手続きがあり、一度制限区域外にでます。用事を済ませた後に向かったのは初のビジネスクラスカウンターです。

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スーツケースの預け入れ等は全てスムーズです。手にする憧れのCクラスチケット!

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そしてブラックボックスの優先レーンで手荷物検査を終え、いよいよ出国です。いつもとは別アングルで、出国審査に向かうエスカレーターで撮っています。どなたかが揶揄していましたが、やはり簡素な箱ですね。

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ユナイテッドラウンジへ潜入

ビジネス利用なのでANAラウンジの他にユナイテッドのラウンジも利用できます。もちろんSFC会員はエコノミー時にも利用可能です。あまり料理の評判が良くないようなのでこれまでは一度も入ったことは無かったのですが、今回は時間が有ったので初のラウンジ潜入です。

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と思っていたら入口はいってすぐのところに大好きな中華が。これ、皮はシナシナでしたが具がしっかり詰まっており、結構美味しい春巻きでした。

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そしてチャーハン、謎の中華推しです。中国人が調理に加わっているのでしょうか?

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一方で寿司が置いてあったり。料理のチョイスは謎ですが、味は個人的に好みです。

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こんな感じになりました ↓

この後、ANAラウンジと機内食も食べる予定でぱっと見は食べ過ぎです。しかし新千歳~成田の便の時間が微妙でお昼を食べておらず、成田に着いてからもスーツケースの鍵でバタバタしていたので何かを口に入れるタイミングを逃していたので、要はお腹が空いていました。チャーハンも良い味です!

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もちろんオードブルやおつまみ的なものもあります。

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怪しげな招き猫とおつまみ。

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料理を提供している場所は主に2ヶ所あります。これは別の場所にあったロールケーキと抹茶ケーキです、味は個人的には良いです。この他にフルーツもあります。

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お酒類は詳しくは分からないですが、結構種類あります。

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料理やドリンク類はANAラウンジよりも種類があるように思い、見ていて飽きないです。

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ラウンジも結構広々としており、ぐるりと回っていると面白いです。少しだけ残念なのは海外のラウンジでは当然なのかも知れませんが、お皿が残ったままになっているテーブルが結構あり、片付けも全然追い付いていないので本当に空いている「アクティブな座席」を探すのに時間が掛かります。

ANAラウンジは、私を含め自分で食器を返却口に持っていく人が多く、人は多いのですがテーブルが埋まっているか否かはパッと見れば分かります。

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 ANAラウンジのシャワーでリフレッシュ

ANAラウンジでシャワーを浴びたかったので、ユナイテッドは軽く食事だけして切り上げます。で、ANAラウンジでシャワー後にもサクッと頂きました。ヌードルバーの温かいお蕎麦と、奥は麻婆豆腐と東村山焼きそば?これまでに見ないメニューがあるのは嬉しいですね。味は普通ですが、麻婆豆腐は肉が、焼きそばは具が乏しく寂しいです。

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色々と文句を言う割に、もちろんANAは好きなのでこういったロゴ入りケーキは撮ってしまいます。

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お目当てのシャワーへ。利用は何度かありますが、やはり清潔感があって良いですね!

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前回のハワイ旅行時はシャワーが順番待ちで「おひとり様〇分でお願いします」と時間制限もありましたが、今回は待たずに入れました。時間も特に言われませんでしたが、次に待っている人もいると思うので出来るだけサクッと浴びます。

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女性の方は自分に合ったアメニティを持っていくと思いますが、私は備え付けのもので十分!こういったものがきちんと揃えてある事で、機内に持っていく荷物が減るので助かります。特にハワイ便は着いたら朝なので、ここで体と髪を洗えて、歯も磨けリフレッシュできるのは大きいです!

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搭乗:ANAビジネススタッガードの座席や設備を紹介

いよいよ搭乗です。優先搭乗で一足先に機内へ。ここが例の分かれ道ですね。もちろん左へ!

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今回は13列目なので、ビジネスクラスでも一番後方の座席です。ハワイアン・ミュージックを聞きながら悠々の搭乗で良い気分です。

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こちらが13列目の座席、噂のカップルシートですね。衝立が出し入れ出来るペアで乗る方にはオススメの席です。テーブルの木目の色でシートのブルーが映えて、見た目的に気持ちが良いです。

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衝立が無いと、カップルの場合この真ん中のテーブルに結構2人で利用するモノを置くことになります。広さも十分。高さも肘を置いても高すぎず、丁度良いです。

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ウェルカムドリンクです。このような感じで、真ん中のテーブルは共用のような扱いになってしまいます。

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この出っ張りにはヘッドフォンを掛けることができます。機内誌等が挟んでいますが、伸縮性はないので、これ以上は物(自分の本やタブレット)を入れたりは出来ないです。

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枕はフカフカで、やや低めの誰にでも合いそうなサイズです。

f:id:pharmb:20171213192323j:plainスリッパも付くので機内に入り次第早速履き替えです。

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上から、ライト、USB充電、ヘッドフォンプラグ、コンセントです。そのため同時に2台以上の充電も可能です。着いたら朝で、すぐにホテルにチェックインできるか分からないので、この時点で色々な電子機器を満タンにしておけるのは安心感があります。

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テーブルの横には座席の操作盤があります。「倒すボタン」は押した分だけ倒れるのですが、一番左の「起き上がるボタン」は一度押すと止まりませんでした。一番左の恐らく腰の辺りが膨らむはずのボタンは、押してみましたが効果は余り分かりませんでした。

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テーブルは普段動かないようにロックされており、テーブルの下にある取っ手を握ると解除されます。説明が分かり難いですが、乗ればすぐ分かります。

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写真で伝え難いのが残念ですが、結構広いテーブルです。ただ、サイドテーブルが思ったよりも広さがあり、基本はそちらを使っていました。そもそもこちらのテーブルを出すと、少々圧迫感があります。メインテーブルは食事の時くらいです。

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足元はスペースが二段あります。

上段が当然、寝るときに足を突っ込むスペースですが、こちらも結構広く、カバンはそちらに入れてもOKです。小さなカバンであれば入れてしまっても、全然足を差し込むことができます。

下段に靴やカバンを入れます。寝ているときに貴重品をどこに仕舞おうか毎回乗るたびに悩みますがフルフラットを完全に倒すと、座席の足の台の部分も一緒に前にスライドします。その結果、この下段のスペースは密閉空間になります、少なくとも私が見た限りは。説明が難しく多分うまく伝わっていないと思いますが、結果だけ言えばフルフラットを解除しないと下段からモノを取り出すのは困難です。睡眠時の貴重品は基本身に着けるのがベストで当然かと思いますが、電子機器等の大きなものは個人的にはこの下段に入れておくのもアリかなと思います。

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ディスプレイも余裕の大きさです。パーソナルスペースと言う意味ではやや不十分で、完全に消灯していても、他の席のディスプレイの明かりが気になります。もう少しディスプレイの通路側の壁を長くする等工夫すると明かりが漏れにくく出来そうです。

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コート掛けもありますが、ここに厚手のコートを掛けるとディスプレイが見えにくくなりそうな微妙な位置です。

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噂の(?)トイレです。写真を撮った往路は残念ながら夜のフライトですが、日中であればこの窓から雄大な空を見つつ用をたすことが可能です。開放感が良いですね。

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アメニティ類もここに常備。ビジネスクラスだけで複数個トイレが利用出来るので、歯磨きで長時間トイレを使っても全く気を使う必要は無いと思います。トイレ待ちもほとんどありませんでした。

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ウォシュレットです。利用はしていませんが、ハワイでは一部ホテル以外は殆どウォシュレットは無いので、貴重ですね。

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〔番外編〕ダニエル・K・イノウエ空港のGOLD LANE

最後にダニエル空港(旧ホノルル空港)でのGOLD LANEです。この空港、時間帯が悪いと保安検査が非常に混みあいます。私たちが行った時が正にそれで長蛇の列です。それも中国系の人も大勢おり、結構混沌としています。

そこで上級会員やビジネスクラス利用者は「GOLD LANE」という優先レーンが利用可能です。ただ、この位置が分かり難い上に、チェックインの係員はスタンプだけ押して何も言ってくれないので、この存在を知らない私は調べることに。

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そして位置も非常に分かり難い。奥さんが空港係員の方に聞いて何とか見つけてくれましたが、交通整理も出来ていないので間違えて並ぶ人も多数おり、優先レーンのはずがやや混沌とします。この写真の表示を頼りに行ってください。地上係員の人には、こういったサービスがあるのはちゃんと教えて欲しいものです。

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以上、ANA成田ーホノルル便ビジネスクラス搭乗記でした。

 

まとめとしては、繰り返しになりますが全体を通してがっかりなフライトでした。

前編の機内食の一件で余り眠れずハワイ1日目を迎えた上、ハワイ便をプロモーションしているわりに「ホノルル便を除く」が多く、機内でのリゾート感も乏しかったためでしょうか。ただし地上や機内サービスも一部を除きサバサバして、力が入っていないやや雑な印象をこちらが感じてしまったのもあると思います。座席等のハード面はANAが絶対的に上ですが、個人の意見では以前に乗ったユナイテッド航空の方が優れていると言えますし、オススメです!

とは言っても折角のハワイ旅行記です。次は気持ちを切り替えて素晴らしい滞在となったホクラニ・ワイキキ宿泊記を予定しています!

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