ちょっとしたお祝いもあり温泉宿に宿泊してきました。高価過ぎない宿泊料と、それを超えるサービスや楽しみ方があり、お祝い等にはピッタリに感じます。是非ともオススメしたい宿「定山渓第一寶亭留・翠山亭」をご紹介したいと思います。場所は札幌の人なら誰でも知っており、1時間掛からずアクセス出来る札幌の奥座敷「定山渓」です。今回の記事では温泉街の様子やスポットもご紹介して行きます!定山渓を知らない方にも見て頂きたいです。
「翠山亭」は定山渓や支笏湖に7つの宿泊施設を展開する「第一寶亭留グループ」の「寶亭留」です。グループ創業が現在の「翠山亭」のようです。グループ内には色々なコンセプトの宿がありますが、「倶楽部」と言うのが最もハイクラスですね。いつかは泊まりたい!「翠山亭」は定山渓の全ホテルの中で比較すると、それなりにはハイクラスな部類になるかと思います。「友人と」「子供を連れて」と言う感じでは無く、「夫婦で」と言うのがシックリ来ます。館内の雰囲気も落ち着いた印象で、札幌近郊でここまで静かに過ごせるのかと感じた程です。
セオリー的には1つの記事にドンドン写真を盛り込んでいくべきなのでしょうが、余りに写真が多くボリュームが大きすぎるので今回も「部屋&温泉街編」「館内(温泉、ラウンジ等)&食事編」で分けていきます!館内設備が色々あって楽しめる宿なので、館内編の方が見どころが色々入るかも知れません。
ザっとホテルや定山渓温泉の雰囲気を知りたい方は画像だけでも、宿泊を検討されている方はゆっくり読んで頂けたらと思います!
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アクセスは札幌からバスで1時間弱!
今回の宿泊、往路はホテルの無料送迎バスで、復路は有料の「定山渓温泉かっぱライナー号」です。帰りのバスも無料なら良かったのですが、レイトチェックアウト(通常10時が11時)のプランが付いている部屋だったため、ホテルのバスとは時間が合わなかったためです。札幌のバス全体に共通しますが例に漏れず「かっぱライナー」も接客や運転はまあ残念なレベルでした。
↓ ホテルのバス「湯けむり号」は札幌の中心部から出ており、サービスや運転も良く快適!レイトチェックアウト向けにもう少し本数があると良いのですが・・。
翠山亭の外観です。温泉街の中心部からは少し離れ、坂を上がった所に位置します。元々余り人でゴミゴミする事は無い温泉街ですが、ロケーション的には静かな場所で、ゆっくり寛ぐにはベスト!
チェックインは専用ラウンジで!
入口を入って正面のオブジェ。和と洋が混在しますが、実際に見ると重厚感や高級感があって雰囲気とマッチしています。
右側がロビー、左がチェックインで案内頂くラウンジ、そして奥が次の記事で紹介するラウンジ「古窓」があります。
チェックインのラウンジです。非常に落ち着いた雰囲気で、チェックインのためだけの贅沢なスペース。良いですね!
干菓子と冷たいお茶を頂きながらのゆったりチェックイン。日常と非日常の間を演出してくれています。
こちらは部屋で撮った画像ですが、このような小冊子で館内の案内をしてくださいます。
次の記事で紹介しますが、館内はそれ程広くは無いものの恐らく敢えて入り組んだ造りになっており、思った以上に広く感じ、楽しめます。
ラウンジ「古窓」は時間帯によって用途や雰囲気が変わります。宿泊者全員が気軽に入れるので、結構楽しめますよ。
一通り館内の案内をして頂き、部屋へ向かいます。至る所に重厚な調度品の数々。思わず写真を撮ってしまいます。
細かい事ですがエレベーターにも、旅館の気遣いを感じますね。
年数を感じさせない落ち着いた廊下です。奥の方にも歩いてみましたが、廊下でもタバコの匂いを結構感じました。今回禁煙ルームを選択しましたが正解だったようです。匂いに敏感な方は「喫煙可ルームの消臭対応」では無く、禁煙ルームがベター。
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お部屋は源泉かけ流しの展望風呂付客室!
さて、お部屋に入っていきます!
もっと広角で撮れ無い事が悔やまれますが、左奥にTVがあるくらいの広々空間です。館内には全60部屋ありベッドタイプもあるようですが、折角の旅館なので畳で眠りたいと思い和室を選択。
↓こちらの「展望風呂付禁煙和室45平米」です。
[公式]お部屋|定山渓第一寶亭留 翠山亭|北海道 第一寶亭留
TVは小ぶりですが、見る機会はほとんど無く、無くても良いくらいですが一応。
収納には金庫や館内着。金庫の前にあるのは足袋です。
作務衣と浴衣、浴衣はサイズがS/M/L/LL入っており完璧。
旅館の「あのスペース」、広縁ですね。なぜか落ち着くんですよね。そしてお化粧スペースも設けられています。
鏡の下にはこんな気遣いも。
加湿プラズマクラスターも完備。
お部屋からのビューは・・・まあまあ。
定山渓一帯のホテルは全体的にややレトロな感じは否めないです。が、札幌からのアクセス面やサービスを考えると、悪い言い方かもですが「意外と良い!」。札幌観光ともう一泊、と考えている方は是非宿泊してみてください!
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話を部屋に戻します。お茶菓子は蒸しきんつば。ここで期待したいのがお茶ですが、部屋を案内してくれた方はそのまま退散。後ほど写真で出てきますがネスプレッソ的な機械のカプセルでお茶があるので、ご自由にどうぞと言う事でしょうか。合理的かも知れませんが・・温泉旅館としては少し寂しいですね。
テーブルの一式。アプリもあるようで、宿泊回数に応じて「第一寶亭留」にも上級会員があるようです。売店で使える500円クーポンがプレゼントされるようで、面倒くさがってやりませんでしたが、宿泊者は入れるべきです。
リラックスメニュー。2階のリラクゼーションスペースは後編で様子をお伝えしておりますが、静かな癒しの空間です。もちろん部屋も可みたいですね。奥さんが少し体がこっていたようですが、同じスペースに無料のマッサージチェアがあり、そこで解決したようです。
後編〔館内&食事編〕はこちら ↓
プランで「森の湯」と言う離れの湯にある「森の茶屋」でのドリンク券が付いていました。・・で、結果から言うと利用できませんでした!原因として、お食事前にメインの大浴場に行き、その後は部屋のお風呂に入って「森の湯」は2日目に入ろうと考えていた所で、提供時間「15~22時」に気付きました。このチケット付きのプランを予約した方は初日に「森の湯」です!逆説的に「ドリンクは要らないから「森の湯」を静かに楽しみたい」と言う方は、2日目に行くと良いかも知れません。
冷房暖房は部屋毎で調節可能です。部屋風呂付きなので、入浴後を見越して快適な温度に設定しておくのがベスト。
こちらがお茶等置いてあるスペース。件の外資系ホテルでの雑清掃の暴露以降、ホテルのコップを避けていた奥さんですが、旅館は安心感があるようで利用していました。ボトルの水もありますが、隣の魔法瓶にも冷たい水が入っており美味しくいただけます。
こちらがネスプレッソ的な機器です。上からコーヒー、紅茶、日本茶です。ペットボトルの水も嬉しいですし、インバウンドの観光客には利用しやすいかも知れませんが・・ここは日本式で急須とお茶があっても良いのでは。結局利用せず。
その下には小さめの冷蔵庫。ミネラルウォーターを冷やすくらいです。
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さて、いよいよお部屋のお風呂を見ていきましょう!源泉かけ流しのお湯が来ているようで、この辺りから既に暖かさを感じます。
タオルもたっぷり。下段にはバスローブの用意もあり完璧です!
お風呂はこんな感じ!一見小さめですが、大の大人が足を伸ばして2人で入っても余裕のある広々な作り。それも源泉かけ流し!温度も熱すぎずぬるくなく、10数分入っていると程よく温まるいい塩梅です。
気になる眺望は・・部屋ビューと変わらず良く悪くも無くです。注意点として、夏の夜に窓を開けたままにしていると虫が入って来てしまいます!当然と言えば当然ですが、その点ではやはりベストシーズンは冬と言う事でしょうか。大きめの虫が入って来てお湯で退治しようと思いましたが何度か失敗・・諦めてフロントに電話をすると虫取り網持参で来てくださりました!
洗い場のスペースもちゃんとあります。木の桶が良い味出してます。
シャンプー類は「MIKIMOTO COSMETICS」。
お部屋紹介最後は洗面台スペースを。お風呂の手前にあります。
元化粧品メーカー勤務の奥さん的にもフェイスマスクがあるのは結構良かったみたいです。系列で女性専用の宿「翠蝶館」があるので、そちらからのアイデアかも知れないですね。
アメニティは補充式ではあるものの、POLAのこちらの一式に加え、
DHCの一式が揃い充実です!
トイレはTOTOのウォシュレット。
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定山渓の見どころ紹介!シュールな河童も!
さて、ここまでで既に画像が満載ですが、こちらの記事で定山渓の街並みやスポット、魅力をお伝えしていきたいと思います。
こちらが温泉街の中心部です!誰もいませんがそれもそのはず。オフシーズンの平日。しかも殆どの観光客はチェックアウトをしたはずの11時以降、帰りのバス待ちまでの散策のためです。
少し昭和な空気を感じる、そんな温泉街です。一部ホテルは改装をしており、ホテルの滞在を楽しんでいると温泉としての魅力は抜群なので、今後変わっていくかも知れないですね。
眺望の良い川、豊平川も流れていたり・・
ゆるキャラ的なのもいたりで面白いです。
謎のかっぱ推し。
ちょっと怖いかっぱ像もあったりして、シュールさが逆に楽しめます。この像、少し奥まった場所に鎮座しているので、探してみてください!
川沿いにちょっとした広場があり、定山渓の礎を築いた定山さんの石像があったり・・
広めの足湯があったりします。人が全くいませんが、閑散期だから・・と思いたい。
売店で卵が売っていて温泉卵を自由に作れる所もあります。結構な熱さ!
足湯も色々種類があって、こちらは足つぼの刺激が出来るところです。左に少し見えるのが観音堂。色々スポットはあり、それなりに楽しめます!
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オシャレなカフェもあったりして、今回バス待ちで時間もあったのでこちらにお邪魔しました。
近くで採れたリンゴを使用したアップルパイが自慢のカフェのようです。当然アップルパイパフェを頂き、とても美味しかったです。上にアップルパイが載ったこのボリュームで700円!
以上、「定山渓第一寶亭留「翠山亭」宿泊記〔お部屋&温泉街編〕ちょっと大人な温泉宿の展望風呂付客室を紹介 & 意外と穴場?札幌から1時間弱!定山渓の魅力やスポット!」でした。
後編〔館内&食事編〕はこちら ↓
定山渓はホテルで滞在も良いですし、温泉街の散策やカフェでゆっくり過ごすのも良い楽しみ方かと思います。これが札幌から1時間の立地と言うのは結構ポイントが高いと感じます。今回紹介した「翠山亭」だけでなく、以前宿泊して大浴場が良かった「ふる川」、今回検討した「花もみじ」「森の謌」等々気になる宿が結構あります。札幌観光と一緒に気分をほぐしたいという方にはマッチすると思います!是非検討してみてください。
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