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【実体験!〇万円の返還!?】賃貸の入居&退居で損をしないために注意すべき3つの心得

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最近引っ越しを経験し、退去と入居時にそれぞれ危うくウン万円の損をしそうになりました。賃貸の退去&入居は何度経験してもケースバイケースの事もあったりし、不安になることが多いと思います。

 

今回は私の体験談を基に、一般消費者として「損をしないために」注意すべき3つの心得(?)をお伝えしたいと思います。それも知識云々の話ではなく、気付くか否か、それを相手に言うか否かだけです。

 

もしかしたら「こんなケースは稀でしょ」と思う方もいるかもしれませんが、大手の管理会社相手で起きた実例です。余計なお金を払わないように、まずは一読してみてください。

 

ちなみに新居は札幌のテレビ塔に徒歩5分&クーラー完備(札幌の賃貸では珍しい)&少し広々という快適空間です。東京では、同程度の家賃で1階1K&カビが生えると言うなかなか難のある暮らしだったので大満足です。

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 1、契約書&重要事項説明書が全て!みっちり読み込む!

「なんだ当然のことじゃないか」と思いますか?まずは体験談を読んでみてください(ぼかし入っています)。

 

今回入居時に物件も見に行き、某大手の賃貸仲介さんに一通り店舗でも説明を受け、契約関係の書類にサインしました。その後引っ越し会社も決めて、いざ「入居するぞ!」とガス会社に開栓の連絡をした所、

 

ガス会社「そちらの物件はガス機器がリースになります。月1,000円かかりますよー。」

・・・ん?聞いていないぞ 。と言ってもガス会社さんは悪くなさそう。即、仲介会社さんに確認です。

担当者「そうなんですかー、知らなかったな。申し訳ないです。こちらも確認不足でしたー。」

・・・( ゚Д゚)ハア?一応大手の仲介会社さんですよ。このまま「確認不足でした」だけで済ませて良いのか?これ、こっちが払わなきゃいけないの?

 

ここでのポイントは重要事項説明書に「付属する機器」としてガス給湯器ときっちり明記されているという事です。この記載の記憶があったので、書類を改めて確認して再戦です。もし記載が無かったらこちらも確認不足だったという事で、引き下がるしか無かったと思います。

さて、どこに抗議をするか、何を落としどころにするか・・・。色々あって過程はすっとばしますが2年相当分のリース代を頂戴しました。

 

最初「確認不足でした」で済ませていたら、約24,000円はもらえませんでした。恐らく軽く頭を下げられて終わり。それが、それなりのお金が返って来ることもある、という話です。

繰り返しになりますが、「契約書&重要事項説明書はしっかり読む!」ことは重要です書面に書いてあると言うのは非常に大きな意味を持ちます!皆さんも重要事項&契約書確認の際には、「内覧の時と異なっていることは無いか」、「記載に漏れは無いか」を目を皿にして確認してください。後で生きてくるかもしれません。

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2、理解できないことはしつこく確認する!

次は退去時の体験談です。

退去前に何年もお世話になった部屋だったので、頑張って清掃しました。そして退去時立ち合いで「一部壁の剥がれのみの請求」と管理会社と合意しました。

 

結露での壁の剥がれやカビもありましたが、それは管理会社負担での修繕とのことでした。引っ越し会社の方からも言われましたが、雪国では一部物件では意外とよくあることのようです。むしろ「結露のせいで家具がおけなかった!」と抗議しても良いくらいと。

 

そして後日請求書が送られてきた際に、「壁の張替え〇千円」と入居時に決まっていた「水回り清掃費:約2万」ここまではいいです。しかし敷金から戻ってくる総額がやけに少ない・・。

ん?「水回り等消毒費:約2万」がしれっと追加されている。なにこれ。・・(^ω^# )ピキピキ

 

早速確認(当時の心持ちとしては抗議)ですが、ややこしくなることを想定して書面を残したかったので、メールのやりとりにしました。これが結果として要領をえずに裏目に出ました。簡潔版ですが実際は何日もメールのやりとりが続きました。後から考えると電話で5分の内容ですね。

 

私「消毒費って何?退去時の立ち合いと話違うくない?」

管理会社「文字通り消毒の費用だよ。退去時の清掃費のことだよ。日本語分かりにくくてごめんね。」

私「清掃費は別に請求されてるけど。請求額間違ってない?二重請求じゃない?」

管理会社「請求額は送った額で間違っていないよ。二重請求?とんでもない!明細も送った書類通り。」

私「もう一度聞くけど、契約書には清掃費しか請求しないって書いて有るよ?忙しいのは分かるけど、頼むからこれまでの書類をもう一回確認してみてくれない(怒)」

管理会社「・・・ごめんごめん、二重請求だったみたい。正しい請求書送るよ。」

私「・・・・。」 

 

こんな顛末です。一応この管理会社も札幌では大手に入る会社です。ですが実態は結構雑みたいです。恐らく担当者はイチイチ退去の請求明細なんて確認していないのかもしれないです。

 

ポイントはこの事例も「こちらが何も言わなければ、そのまま約2万円を取られていた」という事です。そして、最初でも途中で「大手が出す請求書だから間違っていないのか。仕方ないな。」と思ってはダメです。

「理解できないことはしつこく確認!」です。分からないからとそのままスルーしていたら、しれっと大金を取られてしまいます。

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3、入居時の状態を詳細に記録しておく!

最後は心得と言うには大げさなものかもしれません。ですが、引っ越しの荷解きで忙しい中でも、決して疎かにしてはいけないことです。

 

退去時、危うく請求されそうになったものが一つあり、トイレの壁についていたネコの引っかき傷です。そもそも、私はネコ飼っていないです。ただし証拠は無いです、そこで役に立ったものが「入居時のチェックリスト」です。

 

管理会社がしっかりしているところでは、入居時にチェックリストを渡され、傷のある箇所や、気になる箇所を明記し、こちらと管理会社で1枚ずつ保管しますよね。

「入居時チェックリストに書いてますよね。これは入居時に既にあった傷ですよ。」と言えば管理会社さんも納得されます。今回もそうでした。

 

もしチェックリストが無ければ、入居後すぐに管理会社に「〇〇に傷があります。」と言って、日付付きで画像でも送れば完璧かもしれません(法律的に証拠になるか否かはわかりません)。入居後すぐにと言うのは一つポイントかもしれません。

 

そのため、入居時の部屋のチェックは入念に行う必要があります。退去する際に、証拠が無ければ全て入居者の責任になってしまいます。床のへこみ、壁の破れ、もしあれば詳細に記録を残しておきましょう。ちょうど忙しい時ですが、ここが正念場です。後で何万と損をしないために頑張りましょう!

 

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以上です。

今回偶然にもトラブルが連続しましたが、普通はもう少しスムーズに入居退去ができると思います。決して今回出ている会社が悪いと言うつもりはなく、立場や状況から仕方ない場面もあります。一方で賃貸や管理会社の業界はこちらが知識不足なのを良いことに、まだまだ一部閉鎖的なところがあったり、アレな業者もあるようと聞きますね。

 

「備えあれば~」で、知識が無いなら無いなりでも出来る対策はあります。きっちり自己防衛をして行くのが重要だと思います。今回は約45,000円程を守れました。参考になればと思います。

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