いよいよ本題のウェスティンルスツリゾートホテルです。今回は1泊だけです。
このホテルは、ルスツリゾートが2015年12月にSPGと業務提携し、ウェスティンとしてリブランドしているようです。それを知るまではルスツリゾートとウェスティンで公式HPがそれぞれ有ったり、どうもちぐはぐな印象があり構造やシステムが分かりにくかったです。
ルスツリゾート公式サイト【北海道】…北海道の高原リゾート。遊園地、ゴルフ、アクティビティ、スキー&スノーボード
リゾート全体の構造も変わっており、ウェスティンと国道を挟んでもう一つのホテル「ルスツリゾートホテル&コンベンション」があり、プールや遊園地等の様々な施設はそちらに集約されています。国道を徒歩で渡る必要は無く、移動は小型のモノレールで結ばれています。こればかりは実際に見てみないと想像が難しいかもしれません。次の記事で紹介するので、まずはウェスティンから見ていきます。
宿泊費は食事無しで約13,000円(1部屋)でした。オフシーズンの平日という事もあり、非常にリーズナブルに宿泊です。一方で朝食付きプランが25,000円と2名の朝食代を勘案してもおかしい設定だったので素泊まりにしました。結果的に2日目の朝食はニセコまでドライブし、おいしいサンドウィッチを食べられたので正解でした。
札幌からのドライブスポットは過去記事を参照ください↓
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1、外観&ロビー
外観は私の「ウェスティン」のブランドイメージが高級なホテルという印象(名古屋ウェスティンで結婚式に参加した程度のイメージです)だったので、車で駐車場に入りながらも「あれ?本当にここかな?」という感じでした。駐車場に入る時も、国道のセブンイレブンとセイコーマートの間にある小道を通るので、ナビと小さな看板が無ければ迷ったと思います。
下の写真の左がロビーです。開放感のある明るいロビー階です。ここの雰囲気が気に入ったので夜にコーヒーを飲みに来ましたが、やはり気持ちよかったです。
そしてとてもリラックス出来る良い匂いがします。後でホテルの方に聞いて知ったのですが、全世界のウェスティン共通でオリジナルの香り「ホワイトティー」の匂いをプンプンさせて、何度も利用している人に「ウェスティンに帰ってきた」と思わせる演出をしているようですね。
ホテルの売店にもフレグランスが売っていたりします。一度嗅ぐとクセになりそうな、しかし全くしつこく無い、本当に良い香りでした。
ホワイトティー | ウェスティンホテル東京オンラインショップ
さて、話を戻してロビーです。SPG会員専用カウンターもありますが、今回はチェックインした際には他のお客さんは誰もいませんでした。ただ、その後海外のゴルフ団体客も入ってきていたので、混雑時は会員はストレスレスですね。
15時チェックインの予定でしたが、14時くらいに着いていました。アーリーチェックイン可能か聞いてみるとあっさりOK。そして3~13階の「トラディショナル」を予約していましたが、渡されたカードキーには19階の文字が!
カテゴリーとして「デラックス」へのアップグレードです。それもその中でも最上階の19階です。下記公式サイトで同日比較してみると価格差は10,000円程度です。SPGアメックスカードによる「なんちゃってゴールド会員」の威力を発揮してくれています。
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2、客室
客室の紹介です。メゾネットの部屋で、2階にあたる部分が入り口とベッドルーム、1階がリビングと簡易キッチン、バスルーム、さらに追加のベッドもあったりします。少し面白い作りです。
まずは2階部分のベッドルームです。枕がこれでもかと置かれています。
枕元に無料のミネラルウォーター2本が置かれています。地元の天然水で飲みやすかったです。
メモ帳の横にあるのは「ラベンダー・バーム」ですね。中にラベンダーオイルの小瓶が入っており、就寝時にこめかみ等に塗るとほのかにラベンダーの香りがしてリラックスできます。持ち帰って自宅でも使用しています。
ベッドルームにもTVがあり、加湿空気清浄機もあります。
カーテンをあけるとゴルフの打ちっぱなし練習場が見えます。予約時にワンポイントレッスンを申し込んでみましたが残念ながら空いていないとの事でした・・・次回はこんな良い環境でゴルフをしてみたいです!
1階部分に移動です。階段は結構勾配がキツイので要注意です。
1階部分の全景です。ソファ、2台目のTV、そして手前にミニキッチンがあります。
別の角度から。右側が洗面所とバスルームです。窓が3か所あり、カーテンを開けるとかなり明るいです。
そして驚きですが壁からエキストラベッドが出てきます。2台分あり、この写真の右側のフックも引くとニョキッとベッドがもう1台倒れる形で出てきます。そのため2階部分のベッドと合わせて最大で4台のベッドを利用できます。
仕組みは分かりませんが力はさほど要らず、女性でも軽々出し入れできます。さすがにこのベッドは少し硬めですが、十分寝られます。
ミニキッチンと言って良いのか分かりませんが、ミニバー的なスペースです。加熱設備は無いのでキッチンというのは微妙な感じですが広いのはいいですね!
一通りのコーヒーとお茶類が揃っています。
カップ類も豊富です。冷蔵庫もありますが何も入っていません。
バスルームに移ります。
清掃が行き届いています。ドライヤーはやや安い感じでホテルには合わない気がします。
アメニティはウェスティンオリジナルです。こちらもホワイトティーの香りがします。
歯ブラシ類もキッチリ揃っています。
トイレはもちろんウォシュレットですが、最近のものではないかも。
写真はありませんが部屋のバスルームは少し年代を感じる設備です。ただ、温泉があるので問題なしです。こちらも残念ながら写真がありませんが、露天風呂もありゆったりリラックスできます。
アテンドをしてくれた方に「アメニティとバスタオルは大浴場にもあります。」と言われ、上記のホテルオリジナルのシャンプーが使い放題かと思って行ったら普通の資〇堂のシャンプーでした。もちろんバスタオルやタオルは大量に置かれているので、温泉に行くときは余計な手荷物不要です。
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3、館内設備
それではウェスティンの設備紹介です。
まずは部屋の見取り図です。三角形の作りです。理系の人がパッと見たときに形から「抗体」を思い浮かべるかもしれませんね。エレベーターは3機ですが団体がチェックインの際は流石に混みあっていました。
フィットネスは1階にありますが、非常に細く狭い作りです。推測としては、ウェスティンにリブランドする前は無かったものを無理に突っ込んだのかもしれないです。少し違和感の感じる位置とスペースです。
1階には売店もあります。オリジナルグッズだけでなく、お土産や軽食も売ってたりします。人は少なくゆっくり見れます。
THE NORTH FACEやMIZUNO、snowpeak等のアウトドア商品を扱うショップも入ってたりします。冬はスキー客に、夏は近くの山でハイキングをしたりもできるので、そういった方向けだと思いますが、アウトドアブランドの服は普通に見ていて面白いですね。
ゴルフ用品の店もあります。こちらも見ていて面白いです。
ネット&プリンタ環境も整っているので、長期滞在でも困ることは無さそうです。
夜はロビーラウンジが程よく薄暗くなり非常に雰囲気のある空間です。本でも持ってきていればここでおいしいコーヒーでも飲みながら、ゆったりした贅沢な時間が過ごせると思います。
ウェスティンの紹介は以上です。
部屋がメゾネットタイプで珍しくなかなか面白いのと、ホワイトティーの香りに癒されます。従業員の方の接客も気持ちよく、ルスツリゾート全体の楽しみ方を教えてくれたりします。時期が良ければ明朝に雲海が見れるとか。
1泊して思ったのは1泊では勿体ないという事です。ゴルフやアクティビティ、周辺の観光も絡めて2~3泊はしたいですね。
マイラーの方も是非北海道に来られる際にルスツのウェスティンに行ってみてください。オフシーズンで平日であればかなりリーズナブルに泊まれると思います。もちろんSPGアメックスは必須です!