北海道地震発生時、札幌市中央区にいました。全体の最大震度は7ですが、自宅の震度は5弱。震度は1変わるだけでも、そして強弱でも大きく異なってくるため、震源地に近い方からすると、被害や感じ方はだいぶ少なかったと思います。東日本大震災も当時はオフィスのあった東京都中央区で経験し、震度としては5弱だったようです。
どちらの経験も幸いな事に壊滅的とまでは行かず、それなりに生活することができました。避難所にも行っていませんし、何日も水が出ないとか、電気が使えないという事は無かったという点では、震源地近くの被災者の皆様から比較すると非常に恵まれていたと思います。それでも数日間、情報や食料を得るのに苦労したり、先行きを見通せなかったのは事実です。また、物心ついた時から私の育った名古屋は大震災がクルクル言われていたため、災害に対する意識や備えは、それなりに持って育ちました。そういった経験を踏まえ、今一度備えておくべき防災グッズを考察してみました。
大きな地震に震源地近くで遭遇してしまう方もいるかと思いますが、地震は影響が(厳密には違うと思いますが)概ね円状に広がるはずなので震度が4~5程度を経験する方は、より多いはずです。そういう方に向けて個人的な経験をお伝えできればと思っています。結論としては「防災グッズに関しては一つの機器やモノに頼り切りすぎず、1機能には1つの機器とする事、そしてバックアップを考えることが重要」と、今回の経験でも本当に思えました。ただし当然、周りの状況や時期に依っても必要なモノは変わってくるため正解は無いです。それでも「優先順位付け」「リスク分散」の視点は重要だと感じます。本当の専門家の方からすると、考えが異なる点もあるかも知れません。それでも経験として何かの参考になればと思います!
先の記事では本当に多くの方からコメントを頂き、誠にありがとうございます!