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2017年ハワイ旅行記⑧ パールハーバーはツアーがオススメ!本当の歴史を学べる貴重なスポット

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すっかり前の話ですが、ハワイ旅行記最後の記事です。何かバッシングを受けそうなタイトルですね・・・気にせずこのまま行きます。

 

記事が遅れた原因として、パールハーバーについてはずっと書くか書くまいか迷っていたためです。様々な歴史観を持った方がいるなかで、勝手に現地で感じたことを書くには私の知識は不十分です。一方で、日本人(特に若い方!あんたも若いだろと言う突っ込みは無しです)であれば一度は訪れて欲しいと思うスポットです。そのため、出来るだけ中立的にどのような場所かをお伝えできればと思います。

 

パールハーバーと言った場合、オバマさんと安倍首相が訪れた場所だけを想像される方もいるかもしれませんが、実は近隣に戦争を学べるスポットが点在しています。オバマさんと安倍首相が訪れた「アリゾナ・メモリアル」だけでなく、その玄関口となっており博物館も併設する「パールハーバービジターセンター」、日本の降伏文書調印式が行われた「戦艦ミズーリ記念館」、そして真珠湾攻撃について展示のある「太平洋航空博物館」です。

www.huffingtonpost.jp

 

これらのスポットを効率的に周るにはツアーがオススメです。当初私たちも「バスで行って数か所見たら十分でしょ」と思っていましたが、とんでも無い話でした。

・米軍基地に隣接するためセキュリティが非常に厳重で、個人で行くにはそれ相応の準備&英語力が必要。

・敷地も広大で、個人ではとても効率的に周れない。

・歴史について熟知されているガイドさんの話がとても印象的で勉強になる。

と言うのが理由です。

私たちが参加したのはこちらのツアー ↓

https://www.hawaiioption.com/item/2261/

それでは訪れた順に紹介していきます。ニュートラルにご紹介したいところですが、漏れ出てしまう部分は仕方ないです。不快に思う方がいたら申し訳ありません。

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 1、太平洋航空博物館

www.pacificaviationmuseum.org

まず現地へ向かうバスの車内で先にガイドさんから諸注意があります。

・航空博物館内では基本的に公式のツアー以外、ガイド行為が禁止されていること。

・その理由がいわゆる反日的なガイド行為が横行し、博物館の意図しない誤った歴史教育に利用されてしまったため。

・そのため、博物館内では日本語の音声ガイドの貸し出しのみ。

 

現地へはワイキキより1時間弱と言ったところです。当時は癖のあるガイドさんだなとしか思っていませんでしたが、「ミッチー細野さん」と言う超が付くほどの有名な方だったようです。この方から聞く話は驚きもあり面白くもあり勉強にもなりで、決して飽きない車内でした。非常に運がよかったようです。

www.mo-hawaii.com

 さて、音声ガイドを借りて早速展示を見ていきます。と、いきなり日本国旗がドンです。当時命をかけて戦った日本の方の意思が込められた印象的な展示です。

ここには日本人も多く訪れるものの、ハワイの子供たちの遠足的な学習スポットにもなっているようで、多くの子供たちが訪れています。そのような場にこの展示で、一瞬でも「大丈夫か?」と思ってしまった私は、敗戦や日本人と言う立場を卑屈に感じてしまうある意味歪んだ歴史を学ばされているのでしょうか。

英語では「GOOD-LUCK FLAGS」とあります。うーん、やや軽い印象は仕方がないのでしょうか・・。

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一般にパールハーバーと言えば、先の戦争で日本が卑怯にも奇襲攻撃を仕掛けたとか言われかねない場所かもしれませんが、全く異なる印象です。戦略的で計算された攻撃だったと紹介されています。特に急降下や低空飛行の技術は当時の米軍の想定をはるかに超えていたようです。公式の音声ガイドから日本を非難する言葉は一切聞こえてきません。

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いわゆるゼロ戦の展示や

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何とか応戦した少数の米軍の航空機の様子(だったと思います)が展示されています。

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「太平洋航空博物館」なので、もちろん真珠湾攻撃だけではなくミッドウェー海戦等の展示もあり、日本の教科書で学んだことがアメリカでどのように紹介されているか興味を持って学べるスポットです。

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戦闘機も展示されています。

こちらの格納庫、日本軍が攻撃を仕掛けた当時のままになっているところもあります。想定し得ない程の低空飛行で、攻撃を仕掛けた弾丸の後が窓に残っていたりします。地上に止まっていた米軍航空機を次々と使用不能に追い込んだ、緻密な攻撃だったと。ある意味自軍の不覚だった跡を残せる所は、素直に懐の深さを感じます。

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2、戦艦ミズーリ記念館

ussmissouri.org

恐らくアメリカ人の中では数々の戦争で活躍した伝説的な戦艦なのだと思います。一度退役した後、再度トマホークを備えて湾岸戦争に参加するという歴史を聞いただけで怪物と思えるような艦です。現在は記念館となって歴史を勉強する場となっています。

 

平和ボケした私のような日本人が遠目から見ると少しギョッとします。戦艦が存在しているだけで威圧感があります。

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ツアーのガイドさんとは別で、記念館公式の日本語ガイドさんが説明してくださいます。 近づいていくと巨大さを実感します。

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ここはあまり写真が無いのですが、敵である日本軍の特攻隊を弔った話や、調印式の写真はなかなか印象的です。教科書で学ぶことを実地で学ぶのは非常に良い機会です。こういったツアーには子供同伴で参加するのも、教育のためにも良いかもしれないです。見学者は私たちも含め、比較的若い方が多い印象です。

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そしてランチの海軍カレー。日本人の舌に合うような食事で普通においしかったですね。カレーの小話があったりしますが、それは参加して聞いてください!

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3、パールハーバービジターセンター & アリゾナ・メモリアル

日本語のサイトが無いみたいなので、本家のサイトを参考までに。

オバマさんと安倍首相が訪れたアリゾナ・メモリアルにはボートで行きます。それも軍の方に運転してもらえるようで、営利目的では無いため強風時等の運航は保証できないと事前にガイドさんから説明がありました。

www.nps.gov

ボートの時間までビジターセンターの博物館見学をしました。こちらも非常に見ごたえがあります。真珠湾攻撃当日の再現映画があったりして、これまでの学習の総まとめ的に見ることができます。

日本軍の資料も結構展示してあり、こちらは空母・赤城の模型です。「永遠の0」にも出てきましたね。

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第442連隊戦闘団の話は非常に印象的です。

ガイドさんは「なぜ日系人がハワイでこれほどまでに受け入れられているか不思議に思いませんか?」と問いかけます。戦前確かにあった日系人への偏見や差別、それに対して志願した戦闘団の壮絶な貢献(貢献という言葉が正しいのか分かりません)は、現在日系の人がハワイに受け入れられている一因との事です。もちろん当時の日系の人は「アメリカ人」として戦争に志願したのだと思いますが、結果的に私たち観光の日本人がハワイへ行きやすい礎を築いてくださったのかもしれないです(あくまで個人的な見解です)。

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www.bbc.com

さて、アリゾナメモリアルに向かいます。下記画像の桟橋から船で5分ほどです。余り揺れのないボートで、結構すぐに酔ってしまう奥さんでも全く酔わなかったので、よほど波の強い日以外は薬は不要です。

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http://www.pearlharborhistoricsites.org/pearl-harbor/arizona-memorialより」

アリゾナメモリアルは以下の模型のように、沈没した戦艦アリゾナの上に建てられています。亡くなった方々を弔う施設とは言え、この発想、日本人はちょっと出来ないように思います。

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この日は幸いにも波は殆どなく、快晴です。

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ボートはピタリと横づけされます。

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戦艦からは未だオイルが少しずつ流出し続けています。最初聞いたときは何かの比喩か聞き間違いかと思いましたが、本当に海面にオイルが少しずつ出ているのを確認することができます。当然の事ですが、戦争が本当にあり戦艦が沈没したことを実感できます。写真だとちょっとわからないですね。。

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戦死された米軍兵の方の名前が刻まれています。この場所は少し雰囲気が変わります。静謐な場所と言う印象です。

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写真は以上になります。ツアーとしてもこれで終わりで、ワイキキまでバスで1時間弱で帰りました。もちろん帰りもミッチー細野さんは絶好調で色々と教えてくださいました。

 

2回目のハワイでしたが、最も印象に残っているのがパールハーバーのツアーです。恐らく今後ハワイを訪れるときにはまた必ず訪問したいと思える場所です。私が学校で学んできた知識自体は恐らく正しいのでしょうが、教師の私見や当時の世論等の少し歪んだ考えが入ってしまっているのか、少し卑屈になっていたりします。ちゃんとした客観的事実をもっと勉強しないといけないですね。

 

「せっかくのリゾートに来て戦争の博物館?行きたくないなあ」と言う方、物は試しです。必ず良い思い出になります。色々意見等あるかもしれませんが、是非一度訪れてみてください!

全8回でお送りしたハワイ旅行記、見ていただきありがとうございました!

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